ファストフードというとハンバーガーを想起しがちだが、ハンバーガーだけがファストフードではない。牛丼やラーメンもそうだし、テイクアウトのお弁当もファストフードと言えるだろう。中国メディア・東方網は31日、「日本と中国のファストフードを見比べた」とする記事を掲載した。

 記事は、「大都市の生活はリズムが速く、ファストフードで空腹を満たす人も少なくない」としたうえで、近ごろネット上であるネットユーザーが日本と中国のファストフードを比較したことを紹介している。

 そのうえでまず、日本のファストフードとしてテイクアウト弁当の写真を掲載。「日本人は非常に精緻であり、それは食文化にも存分にあらわされている。見た目を美しくすることで、食欲をさらに高めるのだ。こういった日本式のファストフードは多少お金はかかるものの、その作りは非常に美しいと言わざるを得ない」とした。

 一方で、中国式ファストフード店で供される、ご飯とおかずが乗ったプレートの写真を紹介。「中国人にとってはお馴染みのものだが、日本の弁当と比べてみると、日本の方がはるかに精緻に作られていることが見て取れる。ただ、おかずの分量は中国の方が多い。中国の食いしん坊にとっては、やっぱりこのような見た目は悪くてもおかずモリモリな食事が好きなのだ」と説明した。

 記事は、比較を見た日本のネットユーザーが「中国人が食べているものは一体何なのか」との感想を残したと紹介。そして、「この感想に、きっと多くの中国のネットユーザーが気まずさを覚えたことだろう。なぜなら、中国人は食べ物の美観をあまり気にしないからだ」と評している。

 見た目に対するこだわりや配慮という点では、確かに中国のプレートや弁当よりも日本の弁当の方が上を行っている。しかし、無造作にこんもりと盛られたご飯やおかずというのも、往々にして食欲をそそられるものだ。これは、どちらがいいか悪いか、優れているかという問題ではなく、好みの問題といえるのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)