中国の江蘇省蘇州市に、日本の会社が独資で運営する中国で初めての日本式温浴施設が正式にオープンした。近年、中国では日本旅行ブームといえるほどに訪日旅行者が拡大している。旅行の目的のひとつに、「日本の温泉を体験する」ことも含まれている。上海などには中国資本による日本式の温泉施設ができて繁盛しているという。中国に温泉を開設したのは、広島市に本社を置く株式会社マリモ(代表取締役 社長執行役員:深川真)で、中華人民共和国江蘇省蘇州市の複合開発区「蘇州工業園区」において『悠然の湯』をオープンした。

 マリモは2009年に上海で「摩麗茂(マリモ)上海」を設立し、設計業務を開始。以後、江蘇省蘇州市において、地元中国の方のための分譲マンション開発を行ってきた。今回の温浴事業では、日本式の優れたサービスや商材を厳選し、従来は温浴施設を楽しむ機会が比較的少なかった女性やファミリー、高齢の方にも安心・安全・快適な、日本式の温浴施設を実現したという。正式オープンに先立ち、すでに体験利用を開始しており、多数の中国人の方々に好評だとしている。

 蘇州市は、上海市に隣接する地の利があり、現在も江蘇省の経済的中心。古くから長江の南に位置する、江南の主要都市として栄え、華東(中国東部)地域では、上海に次ぐ第2の都市に位置づけられる。(写真は、中国でオープンした「悠然の湯」。提供:マリモ)