中国メディア・東方網は27日、「日本のこの伝統的な職業は女性のみが従事でき、男性は家で待っているしかない」とする記事を掲載した。記事が紹介したのは、海に潜って海産物を採集する「海女さん」だ。

 記事は、「日本には、男性は拒否され女性だけができる仕事がある。この仕事は日本ですでに2000年あまりの歴史があるという。ただ、科学技術の発展に伴い、海女さんの職業も徐々に消え去ろうとしている。女性だけができ、男性はほかの仕事をするか、船の上で帰りを待つしかない、というのはなにかミステリアスではないか」とした。

 そのうえで「この仕事はとても辛いのだ。海女さんたちは何の呼吸補助装置を身に着けず、深くて暗い海に素潜りし、ウニやアワビなどの海産物を拾ってくるのだ。どうしてこの難易度の高い仕事をするのが女性だけなのかというと、温度が低い海水中では女性の脂肪が保温効果を持ち、比較的長い時間潜水できるからなのだ。この仕事をするには泳ぎの技術と、水中に長くいられる息の長さが必要だ。より多くの獲物を探すために、水深30メートルあまりの場所に潜るのだ。その技術は、長い年月の蓄積で培う必要があるのだ」と説明している。

 さらに、「海女さんの生活は非常に単調。毎日海に出て潜り、獲物を取って浮上し、海から上がって休憩し、再び海に潜る。これを延々と繰り返すのだ。しかし、この神秘的な職業はしばしば多くの人から注目を集める。英国のエリザベス女王もその1人だ。現場でその仕事を見た女王は海女さんたちを絶賛したという」とした。

 そして最後に、「科学技術や養殖業の発展、環境汚染の問題などにより、日本の海女さんはどんどんいなくなっている。一連の保護措置は取られているが、長い伝統を持つ海女の文化は消え去ろうとしているのだ。もしなくなってしまったら、それは実に惜しい話である」と伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)