真夏になるとセミの大合唱がそこかしこから聞こえてくる。朝から夕方まで鳴いているイメージがあるが、朝方やかましいほど聞こえていた鳴き声は真昼になると一旦静かになり、そして、夕方が近くなると再び合唱が始まる。夏の風物詩であるセミも、真昼の暑さはこたえるのだ。

 今の時期、森林や庭の草木のあちこちでセミの抜け殻を見かける。中国メディア・東方網は27日、日本人がセミの抜け殻を用いてカッコいい模型の数々を製作していることを紹介する記事を掲載した。

 記事は「これまで、民間に眠るスゴ技の持ち主による作品の数々を紹介し、彼らの優れた手先の能力や想像力に驚いてきた。通常、フィギュアや模型を作成するときに使うのは特定の粘土なのだが、近ごろ日本の高校生がセミの抜け殻を使って模型作品を作りだした」と紹介した。

 そして、セミの抜け殻300個前後を使って製作したという「虫族の魔王」の模型写真を掲載し、「とても厳めしくカッコいい。セミの抜け殻を使ったというだけでもびっくりだが、さらに驚きなのは、パーツが動かせるということだ。こんな作品、見たことがあるだろうか」としている。

 記事はさらに、手足の部分だけを組み合わせて作った虫の歩兵や、胴体部分をいくつかつなげて作ったサソリ、さらには、質感にあふれるゴジラの模型作品を紹介した。その創意と創造力、そして各パーツを見事に組み合わせていく器用さには本当に驚きだ。お母さんは気持ち悪がるかもしれないが、林に出かけてセミの抜け殻を集めて何か工作するというのも、学校の自由研究にいいかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)