中国でこのほど不正な乳児向けワクチンが流通していることが明らかになった。中国国内では政府に対する不満が募っており、習近平国家主席が真相究明を指示するなど、大きな問題となっている。

 今回発覚したのは、品質が基準に達していないワクチンや製造記録の改ざんなどだが、中国では過去にも不正ワクチンが問題となったことがある。中国メディアの捜狐はこのほど、日本では不正ワクチンの流通が問題になることはないと伝えつつ、日本ではどのようにワクチンを管理し、接種しているのかと論じる記事を掲載した。

 記事は、子どもは国の未来であり、社会全体の愛と保護を受けるべき存在あるにもかかわらず、中国で発覚した不正な乳児向けワクチンの存在は国の未来を揺るがしかねない問題との見方を示し、中国はワクチンの品質を高め、ワクチン接種がもたらすリスクを低減させなければならないと指摘した。

 そのうえで、日本では予防接種法や医薬品の国家検定のもと、ワクチンの製造や管理が厳格に行われていると伝え、ワクチン接種で問題が生じた場合は製造した企業は相応の責任を負い、賠償を行う必要があることを紹介。つまり、不正ワクチンを製造し、流通させた場合に負担するコストはそれによって得られる利益を大幅に上回っているのだと論じた。

 さらに、日本は完璧さを追求する国であり、それは大気の質や衛生環境、そして、ワクチンの品質も同様であると主張。また、日本人は信用を大切にし、仕事に真面目に取り組むからこそ、中国のような不正ワクチン問題を根絶することができたと伝え、中国が見習うべき点は少なくないと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)