中国メディア・東方網は25日、中国屈指のベイリゾート地である海南省三亜市の海岸について「どうして日本の海よりも美しいのに、みんな日本に行ってしまうのか」とする記事を掲載した。

 記事は「中国で最も美しい海といえば、やはり三亜だ。三亜はここ数年大々的に観光業を発展させており、多くの人が観光業によって豊かになった。そして、比較的お金を持った人たちが行くリゾート地になっており、スターたちが結婚式を挙げる場所としてしばしば選ばれるようになった」と紹介した。

 一方で「多くの人が不思議に思うのは、どうして三亜に行かずにわざわざ日本の海を見に行くのかということだ。国外より国内のほうが便利ではないのか」と疑問を提起している。

 その大きな理由は、三亜でのバカンスには莫大なお金がかかることにあるという。記事は「日本で海遊びをしたほうが、国内の三亜で遊ぶよりも安上がりなのだ。しかも、両方の海に行ったことがある観光客は『日本のビーチリゾートは静かできれいなのでリラックスできるが、三亜はあれこれお金がかかるので気分がモヤモヤする』と語っている」とした。

 そして、「行くお金がないからではなく、行ったらお金のことばかり考えることになるから、という観光客の答えは心に刺さる」と評している。

 海南島の海鮮レストランなどで法外な値段を請求される問題が取り沙汰されてからすでに5年以上経つ。その後、当局もぼったくりを撲滅する取り組みを進めてきたものの、依然として「海南島=ぼったくり」というイメージを拭いきれていないようだ。今後、三亜をはじめとする海南島は美しい海と波の音、そしておいしい海鮮料理で身も心も芯からリラックス、リフレッシュできるリゾート地になることができるだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)