中国メディア・環球網は24日、韓国を訪れる中国人観光客の数が回復しない一方で日本人観光客の数が増えており「韓国の観光業界が日本を頼みに対中依存から脱却しつつある」と韓国メディアが報じたことを伝えた。

 記事は、韓国の文化スポーツ観光部、韓国観光公社が23日に発表したデータで、今年上半期に韓国を訪れた外国人観光客数がのべ722万人で前年同期比で6.9%増加し、特に中国を除いた国・地域からの観光客は同12.2%と大きく増加して505万人と過去最高を更新したと紹介している。
 そして、この状況を多くの韓国メディアが報じたとし、朝鮮日報が「中国人ツアーの数は以前少ないが、今年上半期に訪韓した外国人観光客の規模は拡大した。韓国観光市場の体質が改善し始めている」と評したことを伝えた。

 また、発表されたデータによれば、中国人観光客の数は217万人で同3.7%の減少になった一方で、日本人観光客の数は131万人で同18%増と大きく増えたと指摘。「日本国内で新たな韓流現象が出現した」と解説している。さらに訪韓外国人観光客が多様化しており、中東や中央アジアの観光客も増加傾向にあると紹介した。

 中韓関係の状況を考えると、訪韓中国人観光客がピーク時の水準に回復することは当分望めそうにない。かといって日本人観光客を「頼みの綱」とするのも、一部世論にとってはおもしろくないことだろう。韓国観光業界にとっての一番の課題は、東アジア以外の地域からより多くの観光客を呼び込むことだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)