記事は、ここのところ日本列島では高温の非常に暑い天気が続いており、この3週間で20人以上が熱中症で命を落とし、1万人以上が熱中症の疑いで診察を受けたと紹介。特に今週に入ってからは最高気温40度前後の酷い暑さになっているとした。

 そのうえで「多くの中国人は、重慶や成都だって夏は40度ぐらいの炎天になる。それに、広州や深セン、香港などは35度以上の気温になることがしばしばあると思うかもしれない」と指摘。しかし、日本における30度以上、さらには40度前後の気温というのは、中国の大部分の地域における三十数度の気温と絶対に同じレベルで語ってはならないと伝えている。

 そして、「日本の暑さは、経験したことのない人には想像できないものだ」と説明。遼寧省瀋陽市などに代表される中国北部では夏の炎天下に外出すると「体が焼ける」ような感覚になるのに対し、東京では集合住宅の2階から階段を下りて1階にあるコンビニでコーラを購入して部屋に戻るわずか3分間で、Tシャツがびっしょり濡れ、頭からは汗が噴き出して止まらないのだとした。

 記事は「7、8月の東京はこんな感じなのだ。それは『焼かれる』のではなく、熱気むんむんの蒸籠の中に閉じ込められるといった感覚なのである」と日本の暑さを形容。さらに「アニメの中でよく見かけるような爽やかな美しい夏はまやかし。現実の東京には存在しないのだ」と指摘した。

 上海などのように海沿いの湿度の高い地域の暑さは、日本の暑さに近いものがある。しかし、内陸の40度の暑さと日本の暑さは確かに質が違う。「暑さには慣れている」と高をくくって酷暑の日本を訪れ、想像を超える暑さにバテてしまう中国人観光客も少なくないのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)