海に囲まれている日本は新鮮な海産物が入手しやすく、古くから魚介類を好んで食べてきた。しかし、近年は日本近海では一部の魚の漁獲量が減ってきていて、それは中国人が乱獲しているためという論調があるのも事実だ。中国メディアの快資訊は22日、漁獲量の低迷で日本人が感じる「魚不足は中国人によって引き起こされている」という考えを取り上げ、反論する記事を掲載した。

 日本人は刺身で生魚を食べるという習慣があるため、中国人から見ると「日本人は魚を好んで食べている」というイメージがあるようだ。記事は、日本には各地に漁港があり、各地ごとに漁獲量が多く、味の良い魚介類が水揚げされるという特色があることを紹介し、「日本人は古くから魚をこよなく愛し、大量に食べてきた」と紹介した。

 しかし近年、日本では一部の魚の漁獲量が減少していると指摘。確かにサンマなど一部の魚は漁獲量が大幅に減少しているが、記事は「日本人は中国人が日本の海域に侵入し、乱獲をしているから」と認識していると主張。

 さらに、漁獲量減少の原因を「中国人の乱獲」のせいにするのは心外だとし、なぜなら「これまで多くの魚を捕まえて食べてきたのは日本人である」としたほか、ある専門家の意見として、「マリアナ海溝付近で生じている気象の変化によって、日本近海を回遊する魚に大きな影響を与えている」と主張した。

 近年の世界的な気候変動は各地に深刻な影響を及ぼしており、漁獲量の減少の理由の1つと言えるだろう。中国人にとっては自分達による乱獲を指摘されるよりは納得のいく理由のようだが、今後は各国が連携して漁業資源の保護にいっそう力を入れる必要があるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)