近年、中国は大都市を中心に急激に経済が成長している。それゆえ、中国に滞在してビジネスをする外国人も多くなってきている。また、中国には歴史ある建造物や風光明媚な自然も多く、観光客も少なくない。

 日本からも多くの人が中国を旅行で訪れているが、日本と中国は文化や習慣にさまざまな違いがあるため、日本人が面食らうことも少なくない。中国メディアの快資訊は20日、中国を旅した日本人女性が地下鉄で見かけた行為に困惑したことを紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、北京や上海、広州、深センなどの都市部では「地下鉄の車内で外国人を見かけることは珍しくなくなってきた」と紹介。続けて、生活環境の違いにより、中国ではごく普通のことでも外国人からすれば違和感を感じることも多々あるとし、日本人が中国で「困惑」することを紹介した。

 その行為とは、「地下鉄の車内で若者が高齢者に席を譲っていることである」と主張。多くの中国人は、日本人は非常に礼儀正しいと思っている。実際、他人に迷惑を掛けることを多くの日本人は行わない。だが、公共の乗り物で席を譲ることは別であり、日本人はあまり他人に席を譲らないと紹介している。

 日本人の感覚からすると、「もし自分が席を譲られたとしたら、高齢者と見られていると感じ、気分を害することなのだ」とし、記事に登場している日本人女性も困惑したと紹介している。一方、中国では若者が高齢者に席を譲る行為は非常に親切な行為であると称賛され、席を譲らないと周囲から白い目で見られることもあるようだ。

 住んでいる国や地域が異なれば習慣や感覚は異なってくるものだ。もし、中国を訪れる機会があり、公共の交通機関を利用した際、席を譲られたら気分を害するのではなく、素直にその行為を感謝すると良いだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)