中国メディア・東方網は22日、「国産自動車エンジンは日本のエンジンとどれだけの差があるのか」とする記事を掲載した。「愛国という言葉ではその差を埋めることはできない」というのが、記事の見方のようだ。

 記事は、「ここ数年、中国産自動車エンジン技術は長足の発展を遂げている。しかし、自前のエンジン開発技術は2000年以降に始まったものであり、まだまだ技術的な蓄積も成熟も不足している。現時点では日本には及ばないというのは事実であって、愛国という言葉だけでひっくり返るものではない。では、具体的にどれだけの差があるのだろうか」とした。

 そのうえで、「国産エンジンと日本との差はとても大きいと言いたい」として、中国メーカーも開発に力に入れているという2.0リットルエンジンを例に挙げて説明。「本当に高い技術力をを持つエンジンはまだできていない。フォルクスワーゲンを模した吉利のエンジンは、トヨタのエンジンに比べて熱効率が劣る」とした。また、ホンダのエンジンが持つ馬力と比較すると「奇瑞・吉利・長城などはさらに10年かけて追いつけるかどうかという状況」と伝えている。

 さらに、「国産エンジンは電子制御噴射から直噴に完全に移行できていないのに対し、トヨタなどはすでにデュアルジェットエンジンを採用しており、もはや同じ土俵で語ることができない。そして、加工の精度や耐久性、圧縮比や熱効率で大きな差があるほか、トランスミッションでも差が大きい。6速や8速のATはアイシンに及ばず、中国メーカーが力を入れるデュアルクラッチトランスミッション(DCT)ではフォルクスワーゲンに劣る」と論じた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)