農村部の人口が5億人を超える中国。その多くが農業に従事していると思われ、一部地域では機械化・大規模化が進んでいるものの、昔ながらの方法で農業を行っている人はまだまだ多い。そんな中国からすると日本の農業モデルは理想的のようだ。中国メディアの快資訊は16日、日本人の農業モデルを知ると冷や汗が出るとする記事を掲載した。

 では、何が「冷や汗もの」なのだろうか。まずは販売時に農産物が「きれいに包装」してあることを指摘した。商品自体も質が良く、粒ぞろいで色つやが良いが、さらにきれいに包装してあるので見た目が美しいと紹介している。中国では、市場でもスーパーでも基本的に量り売りで、山になった野菜や果物から欲しい分だけ袋に入れて量り金額を計算する。日本ではすでに袋に入れられた状態で販売されていて、泥や枯れた葉っぱが付いていることもなく、きれいだと伝えている。包装済みのカット野菜も当日中に販売するので衛生的だ。しかも、袋にはそれぞれ商品名、産地、生産者名などが記載されているが、中国のスーパーではありえない話だ。

 日本の農業が優れている別の点は「優良な品種」を生産・販売していることだという。優れた品種開発において目立っているのは米で、日本の米は見た目も良く質も高いため、自然と価格も高くなっているのだと論じた。3つ目は「生産管理システム」が先進的であること。そのため細やかな管理が可能になっており、日本の農産物の質が高い最大の理由となっていると感心している。日本人の農業は細かくて「刺繍」をするかのような注意深さがありきちんとしているので、園芸展示会のような感じがすると観察を述べた。

 日本の農業には、日本人の細かさが表れているようだ。また、きちんと包装してあるところは、日本人のきれい好きも表れているのかもしれない。農産物に対して、よりおいしく、きれいなものを求める日本人の性格が、日本の農業をここまで成長させてきたとも言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)