日本では持ち家がなくても普通の暮らしを送ることができるが、中国では男性は持ち家がないと結婚できないと言われている。こうした考えがあるためか、中国では日本ほど賃貸住宅市場が発展しておらず、多くの中国人にとって家は買うものであり、借りて住むものではないという認識があるという。

 中国メディアの快資訊は13日、日本では中国と反対に「多額のローンを抱えてまで家を持ちたくない」という人が少なくないと伝え、その理由について考察している。

 記事は、現在の中国では不動産価格が高止まりしていて、家が欲しくても買えない人が少なくないと指摘。中国では男性が結婚するにあたっては相手の女性側から家を持っていることを条件とされることが一般的であるため、若い男性たちは結婚するために莫大なローンを組み、家や車を購入していると紹介した。

 一方、日本では必ずしも持ち家の有無で日常生活に大きな違いが出ることはないため、日本人の若者は賃貸住宅に住むことを選択する人も多いと指摘。また、日本の賃貸住宅は設備が整っていて、快適な暮らしが可能であることも、わざわざ家を購入したがらない要因の1つではないかと考察した。

 さらに日本では「家庭」に対する考え方が中国と大きな違いがあり、持ち家がなくても結婚することができると強調したほか、中国では家を購入するにあたって親が金銭的な援助を提供してくれるのが普通だが、日本では援助があまり期待できないため、若者にとっては家を購入するのは容易ではないと指摘。こうした環境や考え方の違いはあるものの、日本人が必ずしも家を購入しようとしないのは持ち家がなくても何不自由なく暮らせる体と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)