中国メディア・東方網は13日、中国政府が輸入を禁止している東日本大震災の一部被災地域の海産物について、結局中国人の口に入っているとする記事を掲載した。

 記事は、「現在、中国国内のグルメはますます豊富になっている。本国の食べ物だけにとどまらず、世界各地からおいしいグルメがやって来るようになった」と紹介。その一方で、7年前の2011年に東日本大震災に伴う原発事故が発生した福島県産の海産物は中国国内に入ってこないと指摘。「すでに長い時間が経過したが、中国を含む多くの国が福島産の海産物の輸入を止めている。当時の放射能漏れは非常に深刻な問題だったのだ」としている。

 そのうえで、中国をはじめとする海外に海産物を輸出することができない状況に、現地の人たちは頭を悩ませていると伝える一方で、中国国内で消費されることがない代わりに、現地を訪れた中国人観光客によって海産物が消費されていると説明した。

 記事は、「みんな知っての通り、ここ数年で日本を旅する中国人観光客がますます増えた。しかも、観光客たちは日本で海鮮を食べるのが好きだ。海に近い現地では、海産物がとても安くて新鮮。中国への輸入が禁止されていても、結局は中国人が消費することになっているのだ」としている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)