何事もおおらかと言われる中国人。そのおおらかさは仕事にも表れることが多く、言葉を変えれば大雑把に仕上げてしまうことが少なくない。マイホームの内装などでは、その仕上がり具合を巡って職人とトラブルになることも多々あるようだ。それと比べて、日本人は何事も細かくきっちりとしていると言えるだろう。

 これは、エアコンの取り付け1つをとっても同じで、日本と中国とでは大きく異なるようだ。中国メディアの快資訊は11日、日本ではエアコンの取り付けに際し、非常にきれいな仕上げをしていると紹介する記事を掲載した。

 記事は、中国人筆者が中国で最近業者にエアコンを取り付けてもらった経験と、動画サイトで偶然見たという日本の取り付け方とを比較して紹介している。筆者の自宅のエアコンを取り付けに来たのは、見習いの若い男性だったそうで、半日もかからないというまずまずのスピードながら、室内でコードや配管がむき出しになっていて、見た目の悪さにがっかりしたとしている。この程度は中国では全く普通のことであるものの、気にする人もいるということだろう。

 では、筆者が目にしたという日本の取り付け方はどこが違ったのだろうか。動画ではまず、必要な道具や部材を準備。配管をテープで巻いてから化粧カバーを取り付けたと紹介している。カバーは長さに合わせて切断し、直角の部分には専用のジョイントカバーを使い、配管やコード類をすべて中に収めている様子が見て取れる。筆者は「見た目が全然違う」と感動したようだ。

 実際のところ、配管周りの印象をすっきり見せるための化粧カバーは、日本でも通常はオプション工事であり、どの家でも付けているわけではない。とはいえ、中国のように配管を通すために開けた穴がそのままになっているといったようなことは日本ではまずありえない。大きく空いた隙間から虫が入ったり雨が吹き込んだりしてしまうため美観以前の問題とも言える。中国の職人も、家主の立場になって考えればこうした手抜きはしないはずであり、やはり根本的に何かが違うと言わざるを得ない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)