ロシアで開催されているサッカーワールドカップ(W杯)において、日本人サポーターたちが試合後に行なっているごみ拾いが世界的に注目を集め、称賛された。日本人サポーターたちは過去のW杯でも同じように清掃を行ってきたが、ここにきてごみ拾いという行動が世界に広まりつつあるようだ。中国メディアの快資訊は9日、「日本に倣って、ついにロシアサッカーファンまでが自発的にごみ拾いを始めた」ことを報じた。

 7日に行われた準々決勝のロシアークロアチア戦は、2-2でPK戦をクロアチアが制した。試合後ロシアメディアは、「試合結果にはがっかりしつつも、ロシアのサポーター達が自発的にスタジアムのごみ拾いをした」ことを報じた。そして「これは日本とセネガルのサッカーファンが創りだした気風だ」と指摘した。

 このロシアの報道は中国メディアでも取り上げられ、日本人サポーターから始まった気風がW杯を通じて世界に伝わり、互いに敬意を払うことがトレンドとなり始めたことを紹介。ロシアのサポーターたちはユニホームや国旗をまとい、笑顔でスタジアムのごみを自主的に拾い、最後は分別してごみ箱に捨てたという。

 中国にもプロサッカーリーグがあり、莫大な資金を投じて海外から監督や選手の獲得に力をを入れている。中国は近年、W杯への出場を逃し続けているものの、サッカーは人気のあるスポーツであり、ファンも多い。中国でも日本人サポーターの美点を真似て、サッカーの試合後にごみ拾いをする人もいるようだが、国全体としてはごみの投げ捨てや分別に対するモラルが低いことが指摘されており、中国人には試合に負けても自主的にスタジアムを掃除して帰るサポーターたちの姿はどのように映ったのだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)