サッカーワールドカップ・ロシア大会では、日本の選手らが敗戦後にもかかわらず、ロッカールームをきれいに掃除し、しかもロシア語で「ありがとう」と感謝の言葉を残して去ったことは、世界中から称賛を浴びた。また、サポーターが試合後にスタジアムのゴミを拾う姿も話題となった。

 中国メディアの快資訊は8日、日本人はなぜここまで礼儀正しいのかについて、在日中国人の視点から分析する記事を掲載した。この中国人女性は、娘2人を日本の小学校に通わせており、「日本の教育を知っていれば何も驚くことではない」と感じたという。

 では、日本の教育は何が違うのだろうか。記事は、「優しさ」、「世話をすること」、「感謝の心」、「自己肯定」、「努力」、「清潔さ」、「協力」、「責任感」の8つが日本の教育の特徴であると分析した。

 たとえば、日本では子どもを励ましたり、褒めたりして伸ばす教育をしていると指摘。朝、校長が校門で遅刻した子どもに対して「おはよう、今日もがんばろう」と優しく声をかけていたことがあったという。それを見て、子どもが遅れてきた理由が分からない以上、叱るよりも励ましたほうが子どものためになると感心したそうだ。その子自身も、きっと他人を励ます優しい人に育つだろう。

 また、学校に巣を作ったツバメの親子をみんなで優しく見守っていることが、学校が発行するお知らせの「号外」として親に伝えられること、給食は全員揃うまで待ち「いただきます」と感謝してから食べ始めること、子どもの足りない点ではなく持っているものに注目し大切にすること、努力を誉めること、学校行事で出たごみは各自で持ち帰ること、運動会では団体競技が多くて協力の精神を学べること、子どもたちを「将来の社会の柱」として自覚と責任感を持たせていることなど、日本は中国とは全く違う教育方針であると紹介した。

 こうした教育により、子どもを思いやりと感謝の心を持つ人に育てていると言って良いだろう。これは、家庭では子どもを極端に甘やかし、学校ではテストの成績だけを重視する中国の教育とは一線を画していると言える。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)