訪日した中国人の多くは帰国後、「日本の街がいかに清潔だったか」を周囲の人に語るようだが、こうした称賛を耳にした一部の中国人は「大げさに誇張しているのではないか」と受けとめるようだ。中国メディア快資訊は7日、「日本人がきれい好きだという称賛は決して誇張ではない」と主張する記事を掲載した。

 近年日本を訪れる中国人観光客が増加しているとはいえ、日本についてメディアを通じてしか知らない多くの中国人にとっては、「日本がいくら清潔」だと言っても、日本びいきの中国人が「誇張して言っているに過ぎない」と感じるようだ。だが、記事は日本について中国でしばしば耳にする「公共トイレの清潔さ」や「ごみ1つない道路」などは「嘘でも誇張でもない」と強調した。

 そのほか、「新鮮な空気や水道水を直接飲めること、人々のシンプルで上品な装いなど」からも、日本が世界で最も清潔な国と言われる理由がわかると主張。また、日本人は「最も入浴好きな民族だ」と主張し、ドラッグストアの売り場には様々な入浴関連品のほか、消臭剤や制汗剤、口臭対策の商品がずらっと並んでいるとし、ここからも「日本人がどれだけ衛生を重視しているかがわかる」と主張、その域はまさに「潔癖症の域」に達していると論じた。

 また日本人は「洋服も清潔」であることを指摘し、派手な色を好む中国人が見ると「日本のオフィス街では黒や灰色のスーツを着た人ばかり」で、「景色と同化してしまって見分けがつかない」と主張するも、「日本人の好むスタイルはあっさりとした色の上品な服で、相手に清潔な印象を残すものだ」と指摘した。ほかにも、日本の学校では校内に入るときには上履きに履き替える習慣があることを伝え、日本人は足元の衛生にも注意を払っていると指摘した。

 文化や習慣の異なる中国人の感覚からすると、「公共の場所の衛生状態は自分が管理するものではない」ため、不快に感じるとしても汚さないよう気を配るという意識はほとんどない。それゆえ中国人から見ると「潔癖の域」に達した日本人の感覚を理解するには、こうした説明があってようやく納得できるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)