中国の広域経済圏構想「一帯一路」が躓いている。同構想の目玉事業のひとつであったマレーシアでの鉄道建設プロジェクト「東海岸鉄道」(ECRL)の計画が7月5日に即時中止の決定がなされた。中止期間は定められていない。同事業の第1期分を契約額460億リンギット(約1兆2500億円)で受注していた中国交通建設は5日の夕刻に「計画の中止が業績に重大な影響をもたらすものではない」と発表したが、6日の同社株価は急落して動揺を示した。今年5月にマハティール・ビン・モハマド氏が首相に返り咲いた時から問題視されてきた中国関連プロジェクトの象徴といえる事業の中止は、米国との貿易摩擦問題を抱える今、中国政府にとっては泣きっ面に蜂・・・・

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