6月18日に大阪北部で最大震度6弱の地震が発生したほか、7月7日には千葉県北東部で最大震度5弱の地震が発生した。近年は日本を旅行で訪れる中国人旅行客が増えているためか、日本の地震情報は中国でも報じられることが多い。

 中国メディアの快資訊はこのほど、日本で地震が発生したことをニュースで知った中国人の対応は「大きく2つに分かれている」と伝え、「中国人は日本で発生した自然災害に対してどのような反応をすべきだろうか」と問いかける記事を掲載した。

 中国と比べると日本は地震が頻繁に発生する国であり、各地で地震が相次いでいることは大地震の前触れなのではないかという不安の声も存在する。記事は、こうした声に対して中国人の見せる反応は2つに分かれると紹介し、「日本の不幸を喜ぶ声と、博愛の精神から祈りを捧げる声がある」と指摘した。

 こうした背景にはやはり日中間に存在する歴史が関係しており、中国人の心には深い憎しみが刻まれていて、簡単には拭い去れないと主張した。では「もう一方の博愛の精神を示す人々には愛国精神がないのか」というとそうではなく、文化の発展と共に中国人の考え方も変化しており、グローバル化が進むなかで徐々に国境を越えた運命共同体という意識を持つようになっていると分析した。

 それゆえ様々な考え方が中国に存在するのは当然のことだとし、個々の中国人がどんな意見を持っていようと、大切なのは理性的な対応をすることだと訴えた。

 こうした記事を見ると中国人の日本に対する考え方は今も敵意と好意が混在しているが、ネット上の自由なつぶやきを見るとやはり批判的な声のほうが多数派を占めているようにも感じられる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)