日本はアジアのなかでは早くに先進国の仲間入りをしているが、日本人は本当に裕福なのだろうか。高い消費意欲を持ち、国内外で不動産購入に意欲的で、世界中で爆買いする中国人を見ていると、日本人よりも収入が多いのではないかと感じるほどだ。中国メディアの快資訊は4日、先進国である日本の平均的な給料について紹介する記事を掲載した。

 日本のビジネスパーソンの平均収入について記事は、特別な例を除き職種に関わらず大体変わらないと紹介。ただ、働く年数によって少しずつ上がっていくのが特徴で、大学卒業後すぐのころは月給が22から24万円、手取りにすると20万円程度とした。さらにここにボーナスが付くので、平均年収は20代で300ー400万円前後になると紹介した。

 収入だけをみると、やはり日本のほうが中国よりも多いように感じるが、記事は生活費も高いので日本人の生活は大変であると指摘。子どもの教育費、住宅ローン、それに、日常の生活費などを合わせると相当な額になり、やりくりするのに苦労していると伝えた。収入が多くても出費も多いため、結局のところ日本も中国も普通のビジネスパーソンの生活レベルはあまり変わらないと結論を下した。

 記事は具体的な数字を示していないが、中国人の収入は日本とは違い地域や職種によって大きな幅がある。都市部のビジネスパーソンの年収は250万円程度と日本と大きな差はないと言われるが、農村部は100万円以下という統計もある。また、中国には非常に多くの富裕層が存在し、その資産や年収は桁違いと言われるほか、一般的なビジネスパーソンでも株や不動産などで副業をしているため、実際には副収入を持つ場合もある。

 しかし、家や車を買わなければ結婚できないという考えが根強い中国では、住宅価格が異常なほど高く、住宅ローンに苦しんでいる人は少なくない。また多くの農村は貧困に直面していて、やはり庶民の生活は苦しいと言える。結局のところ毎月のやりくりに苦労するのは、先進国も開発途上国も同じと言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)