富裕層など多くの中国人が海外で健康診断や医療サービスを受けるようになっている。最近では日本、米国、フィンランドが人気のようだが、日本が主な医療ツーリズム先の1つに選ばれているのはなぜだろうか。中国メディアの快資訊は4日、日本の医療は世界最高レベルだとする記事を掲載した。

 まず記事は、中国でも医療の質は大幅に改善しており、日本で医療を受けると非常に高額になることがあると指摘。それでも日本で医療を受けたいと思う人がいるのは「医療の質が世界最高レベル」だからだと指摘した。日本は世界保健機関(WHO)からも高い評価を受けていると紹介した。

 日本は特にがんの予防や手術で世界的にもトップレベルであり、ある調査によると肝臓腫瘍の摘出手術での死亡率は、米国が5%であるのに対し、日本は半分の2.5%だったという。がん手術のなかでも、日本の技術の高さは大腸がんの手術において顕著だ。日本には大腸がん患者が多いためでもあるのだろう、日本は大腸がんの手術・治療で世界最先端を行っており、世界一の大腸内視鏡技術を有している。

 記事はさらに、医療設備でも日本は進んでいると指摘。WHOが2013年に発表した統計によると、日本のCTの100万人あたりの台数は101.18台で世界第2位 、MRIは45.94台で世界第3位だった。

 中国でも医療レベルは向上していると言われるものの、経済的にゆとりのある中国人が、医療の質や設備で世界最先端の日本に医療健診や治療を求めるのも理解できる。日本の医療はますます海外からの健診や治療を受け入れることになりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)