列に並ぶという行為自体は国を問わずに見られるものだが、人びとがどのような態度で列に並ぶのかは国によって大きな差異がある。中国メディアの快資訊は4日、日本における人びとの列の並び方を考察する記事を掲載した。

 中国でも近年は列に並ぶ行為が見られるようになったが、テーマパークなど多くの人が並ぶ場所などでは、今なお列への割り込みによるトラブルが起きることがある。割り込みが生じやすい場所では前の人にできるだけ近づき、割り込みできるスペースを消そうとする中国人が多く、前後の人との間隔が非常に狭い列を見ることがある。

 また、公共交通機関に乗車する際やエレベーターに乗り込む際なども中国では混乱が生じやすい場所だ。日本であればまず降りる人が優先であり、乗り込む人は後というのが常識だが、中国では降りる人は皆が「我先」に降りようとし、乗り込む人も「我先」に乗り込もうとするため、狭い入り口で押し合いになることも珍しくない。 

 記事は、列に並ぶという行為はその人の民度を示す行為であり、列全体を見れば国民の民度も推し量ることができると指摘し、列への並び方は国によっても若干の違いがあるものだと論じた。続けて、日本人にとって列に並ぶことは何ら特別なことではなく、割り込みも見られないことを強調。割り込みに対する警戒感もないためか、椅子に座って「楽」をして列に並ぶ人もいつほどだと紹介した。

 日本人同士であれば列の割り込みをめぐるトラブルは発生しないものだが、中国人旅行客が中国国内のような感覚で列に割り込むような事例は日本でも散見されているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)