サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会で、日本代表が2大会ぶりとなる決勝トーナメント進出を決めた。しかし、1次リーグ最終戦となったポーランド戦で見せた消極的な試合については、中国でも批判の声が多く見られる。

 中国メディアの捜狐は29日、日本は今大会でアジアの国として唯一、決勝トーナメントに進出することが決まったと伝える一方、前回王者のドイツを相手に正々堂々と戦った韓国代表に比べ、日本代表がポーランド戦で試合終盤に見せた戦いぶりは「恥ずべきもの」だったと論じる記事を掲載した。

 日本代表は1次リーグ最終戦となったポーランド戦が始まった時点で、試合に負ければ1次リーグ敗退の可能性があり、自力で決勝トーナメントに進出するには最低でも引き分ける必要があった。記事は、格上のポーランドに先制された日本は打つ手がないように見えたと指摘する一方、別の会場で試合が行われていたセネガルとコロンビアの試合で、セネガルが先制されると日本は「試合を放棄してしまった」と紹介。

 また、日本が終盤に試合を放棄すると、ポーランドもまた放棄してしまい、日本が無気力にパスを回すのをただ見ていたと指摘。時計の針を進めるだけの無気力な試合が行われたと伝え、「驚くべきは、このような試合をしておきながら、日本代表の選手たちが試合終了後に笑顔を見せていたことだ」と論じた。

 記事は、28日に行われた韓国ードイツ戦を例に挙げ、韓国は1次リーグ敗退がほぼ決まっていたが、ドイツ相手に正々堂々と戦ったと指摘。「立ったまま死ぬことを選んだ韓国に対し、日本は跪きながらも生きることを選んだ」と形容し、W杯の舞台から去るとしても誇りを持って戦った韓国に対して、決勝トーナメント進出を決めた日本は尊厳を失ったと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)