先進国入りして久しい日本だが、中国ではいまだに蔑称として小日本と呼ばれている。中国は自国のことをたびたび大国と言っているが、そもそも大国や小国と呼ぶ基準はどこにあるのだろうか。中国メディア快資訊は26日、冷静に考えれば「もう小日本とは呼べない」とする記事を掲載した。

 記事はまず、中国人は頻繁に「小日本」と呼んできたため、日本を本当に小国だと「錯覚」してしまったと指摘。では、日本は本当に小国なのだろうか。大国・小国の違いはどこにあるのだろうか。記事は、大国には3つの条件があると主張した。

 1つ目は、「国土面積」だ。一般に大国と呼ばれるのは、35万平方キロの面積を持つ国だとしたが、日本は37万8000平方キロで世界順位ではおよそ60番目となっている。中国でいえば、安徽省、江蘇省、浙江省、上海の面積をすべて足したくらいの面積だと紹介した。

 次いで、「人口」の多さを指摘した。世界人口は約74億人で、一般に人口が5000万人を超えれば大国に分類されるという。今のところ、5000万人を超えるのは27カ国で、日本は世界10位となる1億2700万人の人口を抱えている。

 最後は、「経済力」だ。一般にはGDPが5000億ドルを超えれば経済大国であるが、日本は1兆5300億ドルで世界第3位である。もっとも、中国を見ればわかるが、経済大国だからと言っても先進国だとは限らない。一人当たりのGDPも日本は高く、「世界公認の先進国」18カ国の1つに入っていると伝えた。

 記事が指摘した3つの条件を考えると、日本は十分大国としての資質を備えているということができるだろう。記事は日本を小国と呼んだら、世界に大国はほとんどなくなってしまうとし、「もう小日本とは呼べない」と指摘した。

 では今後、中国人が日本のことを「小日本」とは呼ばなくなるのだろうか。記事へ寄せられたコメントを見ると、そうではないようだ。「もともと小さいから小日本と呼んでいるのではない」というコメントに示されているように、小日本は蔑称として使用されているからだ。やはり、中国人にとって国が大きいことを誇りに感じ、プライドを保つのは非常に重要なことのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)