近年、日本を訪れる外国人は右肩上がりで増えていて、今や観光大国と呼んでも違和感がないほどになっている。非常に多くの中国人も日本を訪れているが、中国人が日本を訪れて感じることとして「日本は非常に治安が良い」ということが挙げられるだろう。

 中国メディアの快資訊は26日、「164年前の中国人も現代の中国人と同じように『日本の治安は良い』と言っていた」と紹介する記事を掲載し、その経緯を紹介している。

 中国人が日本を訪れる背景には、買い物や美食といった魅力のほか、「日本では犯罪の被害に遭うことを警戒する必要がなく、安心して過ごせる」という要因もある。記事は、日本の治安が良いことは「江戸時代」から中国で知られていたことだと紹介。当時の日本は鎖国をしていたが、黒船来航として知られるペリー率いるアメリカ合衆国海軍東インド艦隊が2度目に日本を訪れた際、香港から通訳助手として「羅森」が来日し、後にそのときの様子を「日本日記」として記していると紹介した。

 香港人の「羅森」が日本を訪れて非常に驚いたこととして記事は、「日本の家の扉は紙の部分もあって、泥棒を防ぐことなどとてもできないが、当時の日本はそのような扉でも安心して暮らすことができていた」と紹介。また、別の資料には、江戸時代の治安は非常に良かったため、牢屋は存在していたが使用しない期間もあったほどと紹介し、日本の治安は現代になって良くなったのではなく、昔から良かったのだと伝えている。

 しかし、近年の日本は徐々に治安が悪くなってきているのかもしれない。最近では新幹線の車内で殺傷事件が起きている。新幹線は乗客の荷物検査は行っていないが、誰もが安心して利用することができた。日本を訪れる観光客も新幹線を利用することを考えれば、観光立国を目指す国として治安を悪化させないよう努力する必要があるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)