中国ではよく「日本人は民度が高い」という評価を耳にする。ロシアで開催されているサッカー・ワールドカップ(W杯)で、コロンビア戦後に日本人サポーターがごみ拾いを行なったことは日本はもちろん、中国でも広く報じられた。

 中国メディアの快資訊は20日、「このような日本ならば、中国は積極的に学ぶべき」と論じる記事を掲載し、中国人の日本に対する感情は複雑なものがあると指摘する一方、多くの人の見本となる行動を自発的に取れる日本人には学ぶべき点が数多く存在すると称賛した。

 記事は、W杯のコロンビア戦後、日本人サポーターが観客席に落ちているごみを自主的に拾い集め清掃したことを紹介し、こうした行為は今回が初めてではなく、前回のW杯の際にも同じ行動を取ったと伝え、「素晴らしい行為」であると称賛した。

 続けて、多くの中国人の日本に対する印象は「決して良くない」と指摘し、日本人を連日罵っているような中国人もいることを強調する一方で、いくら日本が嫌いでも「日本人のすべての行為を否定することはできないことがわかった」と指摘。多くの中国人は日本を恨むあまり、日本はすべてが「悪」と誤解しているとしつつも、W杯の試合後に見せた日本人サポーターたちの良識ある行動は中国人の日本に対する認識を変化させたと論じた。

 中国人にとって幼い頃から刷り込まれた日本に対する印象はなかなか変えられるものではないかもしれない。だが、日本人サポーターの取った行動は多くの中国人の対日観に影響を与えたことは間違い無いだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)