サッカーワールドカップ・ロシア大会のH組で、コロンビアから白星を挙げた日本代表。格上相手の金星だけに世界中から称賛されたが、中国メディアの網易は20日、中国国内のメディアが批判的に報じているとする記事を掲載した。日本の勝ち方はきれいではない、中国を見習えと主張しているというが、中国ネット上ではそれに対して反論するコメントが見られているという。

 記事によると、中国メディアはあくまで「日本代表は運がとてもよかった」のであり、実力ではないと主張しているようだ。それは、最初の3分でコロンビアが退場者を出したためで、日本が1人多い状態だったことを指しているようだが、記事は「日本の流れるようなパスワークは印象的だった」とレベルの高さを指摘した。

 さらに、GKの川島永嗣選手がフリーキックから直接シュートしたボールを受け止めた際、明らかにボールラインを割り込んでいたのにラインを割っていないアピールをした、と中国メディアは批判しているという。不誠実で、フェアな精神に反するため「試合に誠実な中国を見習うべきだ」と主張しているという。しかし記事は、そもそも日本の実力は否定できず、正確、かつ、安定した技術を持っていると指摘した。

 中国のネットユーザーも、中国メディアの主張に反論しており、「中国サッカー協会はもっと日本や韓国に行って視野を広げるべきだ」というコメントや、すでにワールドカップで欧米の強豪チームと戦っている日本の強さを指摘し、「まずは中国のサッカーがまだアジアの範疇を出ていない理由を考えるべき」と主張しており、記事は、中国メディアと比べると中国人ネットユーザーの方が理性的だと指摘した。

 中国代表は今大会に出場できなかったこともあり、やはり、日本の快挙を素直に喜べない心境なのだろう。多くの人の予想を良い意味で裏切ってくれた日本代表。残りの試合にもぜひ期待したい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)