サッカー日本代表は19日、ワールカップ(W杯)ロシア大会で初戦を迎え、強豪コロンビアを2ー1で下した。コロンビアが試合開始早々に1人退場し、数的有利な状況にあった日本代表だが、試合を通じて各選手が全力で戦い、チーム全体としてもぎ取った勝利だったと言えるだろう。

 今回のW杯には多くの中国企業がスポンサーとなっていて、試合中も中国企業の広告が非常に目につく状況となっているが、中国のサッカー代表は近年低迷を続けていて、W杯への出場も逃し続けているのが現状だ。中国メディアの捜狐は20日、格上のコロンビアを相手に戦う日本代表や、他のアジアからの出場国の試合を見ていて、中国代表に欠けているものが良く分かったと伝えている。

 記事はまず、日本代表の屋台骨になっている選手はいずれも海外でプレーし、海外のリーグの高いレベルを知っている選手ばかりだと伝え、中国代表に欠けているものの1つ目として「海外でプレーする選手」の存在を挙げた。中国でも近年は海外に移籍する選手もいるものの、それは「箔をつける」ためであり、国内リーグに戻った時に巨額の年棒を得るためでしかないと伝え、これでは中国代表が強くなるはずがないと指摘した。

 さらに、中国代表に欠けているものの2つ目として、「意志の力」を挙げた。日本代表は数的有利のなかでも怠慢なプレーは見せず、終始気迫あふれるプレーを続けたが、記事は「中国代表はすぐに試合を諦め、やる気のないプレーに終始する」と指摘。「強い意志」と勝利への執着心のない中国人選手たちはかつて、中国代表のマルチェロ・リッピ監督からも批判されたものだと論じた。

 日本代表の勝利を予想していた人は少なかっただろうが、中国では日本の勝利を称える声は多い。貴重な勝ち点3を獲得できたことで、1次リーグ突破の可能性が高まってきた。中国でもアジアを代表するチームとして日本代表を応援する声が存在するだけに、次戦もチーム全体で勝利をもぎ取ってもらいたいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)