中国メディア・今日頭条は17日、サッカーワールドカップ・ロシア大会の会場で中国人記者とアルゼンチン人記者が揉めた際、アルゼンチン人記者から発せられた「ぐうの音も出ない一言」を紹介した。

 記事は、日本メディアの文章を引用し、W杯開幕戦前のメディアホールで中国人記者とアルゼンチン人記者が場所取りの問題で口論になった際、声を荒らげる中国人記者に対してアルゼンチン人記者が放った「あなたたちの国はW杯に出場すらしていないのに、何でそんなに偉そうなのか」という痛烈な一言に、中国人記者が黙ってしまったというエピソードを紹介した。

 そして、このエピソードに対する「W杯はサッカー界の戦場であり、強豪には絶対的な栄誉が与えられる。その威を借りるのは違うような気もするが、これが現実だ」という日本メディアの評価も併せて伝えている。

 近ごろ中国のメディアやネットは、海外における自国に対する侮辱的、あるいは、差別的な発言や行為に対して敏感に反応する傾向がある。この件に対して中国のネットユーザーは、「至極ごもっとも」という反応でほぼ一致している。

 「われわれは本来の部分で参加資格を得ていないのだから、納得できない理由はない」、「恥ずかしい。W杯はそもそも中国人に無関係なイベントなのに」、「アルゼンチン人記者の言うことに理がある」、「中国代表がいないのに、中国人記者たちがガツガツする理由が分からない」といったコメントが寄せられた。

 大会への技術的、資金的なサポートといった点では、中国はすでにW杯において少なからぬポジションを獲得しつつある。しかしやはり、肝心の自国代表が本戦に出るようにならなければ、中国人記者に対する見方や扱いは変わらないだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)