中国メディア・東方網は15日、日本の仕出し弁当の配色や包装は芸術品と呼ぶにふさわしいレベルであるとする記事を掲載した。

 記事は、「日本の仕出し弁当は、長い発展の歴史を経て整った配送システムが構築されてきた。当日注文では少なくとも3時間以上前の注文が必要であり、高級な仕出し弁当となると2日前の予約が必要だったりする。小さな会社や食堂を持たない行政機関の事務所などは普通、いくつかの業者を利用していて、必要に応じて注文を行うのである」と紹介した。

 そして、「肉類と野菜類などの食材のバランスや色彩の調和といった点について、それぞれの店が大いにこだわりを持っている。春はタケノコ、夏は鮎、秋はマツタケ、冬はフグといったような季節の食材を用いるとともに、食材本来の味わいを生かすという日本料理の特徴も生かされている」とした。

 また、大型の会議などがある際にはしばしば仕出し弁当の注文が行われ、用意される弁当は非常に精緻な見栄えになっていると紹介。肉と魚、そして、新鮮な季節の野菜が配され、値段は1000円から2500円程度だと説明している。さらに、多くの店が環境保護に配慮して繰り返し使える器を使用しており、食べ終わったころにスタッフが回収にやって来ると指摘。一般家庭で出前を取った時には、回収しやすいように洗い終わった器を玄関先やアパートの下などに出しておくのが通例になっていると伝えた。

 記事はこのほか、日本の弁当の多くが摂取カロリーを考慮したうえで食材選びされていること、コンビニ業者も仕出し弁当のサービスを提供していることを紹介。市場競争が厳しくなる中で、さまざまなサービス形式が模索されているとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)