以前と比べるとマナーが随分と向上してきたと言われる中国人旅行客。それでもいまだに旅行中に日本人とトラブルが起きてしまうことがあるようだ。なかには日本人による偏見が原因と決めつけてしまう中国人もいるようで、快資訊は11日、「安易に日本人のせいにするな」と注意を促す記事を掲載した。

 このトラブルは、中国人女性2人が日本の焼き肉店で食事をしたところ、店員に「追い出された」というもの。店員から「こんなひどい食べ方は見たことがない」と言われ、お金は要らないので出て行って欲しいと追い出されたことに非常に腹を立て、女性らがネット上に動画をアップしたそうだ。女性たちは、中国人に対する偏見だと主張しているという。

 記事はこの件について、客観的な立場として「偏見ではなく民度が引き起こしたトラブル」と指摘している。どうやら、女性たちはエビの殻を足元に捨てたり、食べ放題だからといって食べきれない量の肉を取るなどのマナー違反をしていたようだ。店員が、こんなに汚い食べ方は見たことがないと言っていたところをみると、よほど汚かったことがうかがえる。中国ではエビ・カニの殻や肉・魚の骨をテーブルにじかに置くのが一般的だが、足元に捨てる人はさすがに少なく、この女性たちの民度の程度が疑われるのは当然だ。

 しかも報道によれば、女性たちは食べ放題の制限時間を過ぎていたため、店員が何度も注意したにもかかわらず、席をなかなか立とうとしなかったという。そして、会計時に無断でスマートフォンで撮影したため、追い出される結果になったと伝えられている。したがって、「中国人だから」という偏見が原因ではなく、「マナーがなっていないから」というのが真相と言えそうだ。

 記事によると、このように中国人は海外ではすぐに偏見を持たれていると思い込む傾向があり、過剰な被害者意識を持ってしまう人が多いようだ。少しでも不公平と感じると、みんなで「国旗を取り出し国歌を歌って」アピールすることもある。しかし、今回の件のように、自分がマナー違反している可能性もあるため、すぐには怒らず自分の行動を振り返るようにと勧めた。このためにも、旅行前には最低限のマナーを理解しておいてほしいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)