日本食は、西洋諸国をはじめ海外で非常に人気だが、和牛も「WAGYU」としてすっかり有名になっており、最近では外国産和牛も存在感を見せているという。和牛は裕福な中国人の間でも人気で、神戸牛は特に有名だ。中国メディアの快資訊網は8日、神戸牛に関する記事を掲載し、世界最高の牛肉は意外にも日本にあったと紹介している。

 なぜ意外かというと、「牛肉と言えば、西洋諸国のイメージ」だからだという。米国や英国、フランスなどでは牛肉が広く食され、「ステーキは西洋人の主食の1つ」であるのに、西洋諸国を差し置いてアジアの一国家である日本に、「世界最高峰の牛肉」があるのは不思議だということのようだ。アジアでは、牛肉を食用にしない地域もあるほどで、中国では牛肉よりも豚肉が主流である。

 記事は、神戸牛がいかに素晴らしいかについて紹介。大理石のような美しい模様と独特な口当たりが他にはないと伝えている。また、基準も世界で最も厳しいと言われているほどで、「但馬牛」の中で一定の品質基準を満たす「選りすぐり」だけが「神戸牛」として認められることになっている。

 記事は、解体された但馬牛が「日本食肉格付協会」により格付けされ、霜降りの度合いを表す「B.M.S.」がNo.6以上、肉質、きめの細かさ、重量制限など厳しい条件に当てはまるものだけが「神戸牛」と認定されると紹介。認定されると、「のじぎく判」と呼ばれる菊の判が押されることになる。

 このように、厳しい基準をクリアしたものだけに認められる神戸牛。記事は最後に「中国には神戸牛を超える牛肉があるだろうか」と問いかけているが、やはりここにも中国人の感心する日本の匠の精神なるものが感じられるのだろう。中国でも神戸牛に興味を持つ人が増えてきているようだ。ぜひ、本物の神戸牛を味わってその良さを確認してもらいたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)