日本はきれいな国だという。日本に来る外国人の多くが、道に塵ひとつ落ちていないことに驚きを示し、中国では「整理好き」で「完璧主義」といった性格の持ち主とされる「おとめ座」に「強迫性障害」を足したくらい、日本人はきれい好きと言われているほどだ。中国メディアの快資訊は6日、そんな几帳面で清潔好きな日本人が「うどんを足で踏む」ことに、中国人として衝撃を受けたとする記事を掲載した。

 記事の中国人筆者が驚いたというのは、日本旅行での「うどん打ち体験」での出来事だという。本場さぬきの手打ちうどんの作りかたを、粉を練るところから始まって、麺棒でのばし、茹でて食べるまでを伝授してくれるという。日本旅行にふさわしい、なんとも魅力的な思い出作りである。中国人筆者も、日本独特の麺であるうどん作りにかなり期待して臨んだようだ。

 中国人筆者はこの体験について、粉を練るところまでは中国の麺と同じ製法だったと振り返っている。しかし、驚いたのはその後の工程で、講師の女性が小麦粉の塊をポリ袋に入れて足で踏むと指示を出したときには面食らったという。講師の女性は、「得意げにリズム感のある音楽を流し始め、音楽に合わせて踏むように」促したため、すっかり驚いてしまったという。「足で踏んだものを自分で食べるのか」と信じられず、それから、うどんを直視できなくなったとトラウマの深さを伝えた。どうやら、この中国人筆者は日本人顔負けの潔癖症のようだ。

 もっとも、日本でもこれまで伝統的な足踏み工法に対して衛生面を問題視する人がいたというが、袋に入れた状態で踏むため特に問題はないと思われる。それに、筆者は日本のうどんは皆足踏みで作られていると思い込んだようだが、今は一般に機械での製麺が主流であるうえ、足踏み製法は麺にコシの強さを生み出すが、手間がかかるため広くは行われていない。だが、こうした形で外国人もうどん作りを体験できるというのは良い取り組みだと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)