多くの外国人から見た日本人の不思議な点の1つに、日本人は本音と建前があり、本当の日本人を知るには非常に時間が必要であるということがある。本音を隠しつつ、世間からどのように見られているのかを気にする日本人は多いのではないだろうか。中国メディアの快資訊は29日、「日本人はなぜこんなにも『外見』を気にするのか」という記事を掲載し、その理由について紹介している。

 記事が指摘している「外見」とは、他人からの評価と言い換えることができるだろう。記事の筆者である中国人からすると、日本人は外見についても「他人の目」を気にしているように見えるという。

 記事はまず、日本での生活の経験のある中国人の感じたこととして、日本人の多くは「他人からどのように見られているか」を非常に気にする伝え、それは個々の性格によるのではなく、日本の「環境」がそうさせているのだと主張している。では、どのような「環境」が日本にあるのだろうか。

 記事は、日本は多民族国家ではなく、見た目が同じような人ばかりであることや、学校や会社では「制服」があるため、他人と区別できるところが「見た目」になっていったと主張している。また、日本は個人ではなく、集団や全体を優先する社会であることも要因の1つであり、同じ集団に所属している人びとと外見的な差が大きくないがゆえに、ちょっとした違いでも大きな違いに映ると主張、だからこそ日本人は「外見」に気を使うのではないだろうかと主張した。

 さらに、日本人は他人をよく観察する民族性であり、自分自身も他人から観察されているがゆえに「自分は自分、他人は他人」という考えの欧米人と比較した場合、日本人は「見た目」を気にする人が多いのだと分析した。

 住んでいる環境や国が異なれば人の習慣も異なってくるものだ。自分の見た目を全く気にしないことも問題だが、気にし過ぎることも問題だ。中国人はあまり他人のことを気にしない人が多く、あまり外見にこだわらない人も確かに多い。逆に、日本ではどのような髪型で、どのような服を着ているか、どのようなバッグを持ち、どのような靴を履いているかで、その人がある程度判断できてしまう部分があるゆえに、記事が指摘しているように「日本人は見た目に気を使っている」ように映るのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)