中国メディア・騰訊網は29日、15日間に渡って日本に滞在し、日本社会の視察を行った北京大学の学生による「日本に滞在したことで、自分が変わった」とする文章を掲載した。北京大学と言えば、中国を代表する著名大学。日本の社会は、そのエリート学生たちにどのような影響を与えたのだろうか。

 文章は、「今回の日本滞在により、礼をわきまえ、時間やルールを守り、親切であるといった日本人の国民的な性質が実際に証明された。そして、この国民性が、わたしたち研修メンバー一人ひとりにも深く感染したと信じている」とした。

 そして、「例えば私は、見送りに来たホストファミリーが帰って行く時、知らず知らずのうちに、彼らを曲がり角まで逆に見送るとともに、見えなくなるまで手を振り続けていたのだ」と打ち明けている。

 また、「私はみんなの写真を撮ってあげるのが好きなのだが、日本滞在中にだんだん、もっといい写真を撮ろうと考えるようになったことに自分で気づいた。そのおかげか、みんなからも私の撮影技術が向上したと言われたのだ」とした。

 そのうえで、「後からわかったことなのだが、みんなの写真が上手に撮れるようになったのは技術が高まったからではなく、他人や物事を愛し、より良くしようと思う心を日本人から学んだからだったのだ。私の中で生じたこのような変化が、将来の生活や仕事に活かせたらいいなと思っている」と結んでいる。

 学生の文章からは、自身の中で発生した変化に対し、自分自身が大いに驚いた様子がうかがえる。わずか2週間という短い滞在だったが、「環境が人を変えた」ようだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)