中国メディア・東方網は28日、日本のアニメを数多く見ているうちに浮かんできたある疑問を紹介する記事を掲載した。

 記事は、「近ごろ、中国のネット上では多くのネットユーザーが日本のアニメの中に存在するおもしろい現象について議論を繰り広げている。それは、日本アニメの背景でしばしば見かける電線と、網のように張り巡らされた電線である。中国に住んでいる人たちは、どうして日本では電柱がこんなに多いのか、電線を地下に埋めないのか、と不思議に思うのだ」とした。

 そして、あるユーザーが「実はこれは構図を考慮したもので、シーンの雰囲気やリアリティを強く出すために、人物の背景に大量の電柱を描き込んでいるのだ。それに、電柱は現実の日本でも当たり前のように存在するものであり、アニメの背景も現実に即したものである。日本人にとっては何の違和感もない背景が、文化の違いによって海外では異なる見方がされるというのは、おもしろい」との見方を示したことを紹介している。

 また、別のユーザーが「かつての日本は資金不足で、電線地中化計画の多くが途中で頓挫してしまった。日本に数多の電柱があるのは、日本は早い時期に都市の発展を遂げたことにより残された問題だ。しかし、だからといって日本の電力供給システムがおくれているということではない。むしろ、日本の電力インフラは高い信頼性が保たれているのである」と解説したことを併せて伝えた。

 日本のアニメ作品は、中国でも人気が高い。その理由は様々で、中にはアニメを通じてリアルな日本社会を感じることができる、という理由を語る人もいる。同じアニメであっても、異なる文化や習慣を持つことによって目の付け所が多少なりとも異なってくるというのは、確かにおもしろい。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)