中国メディア・今日頭条は28日、60歳過ぎの日本人ベテランエンジニアが、11年かけて巨大なカブトムシメカを作りあげたことを紹介する記事を掲載した。
記事は、「実際、最も遊び上手なのは子どもではなく、あれこれ動き回ることが好きな年配の『男の子』なのかもしれない。彼らは実際の行動をもって、世界に『童心に帰ることこそ最高の良薬である』ことを告げているのだ」としたうえで、60歳過ぎの日本人エンジニアが自らの趣味から11年の時間をかけて「超人アニメのモンスターみたいに巨大」なカブトムシメカを作ってしまったと紹介した。
そして、「この巨大メカをみて、胸が熱くなりはしないか。そうだ、その原型はわれわれが小さい頃に追い掛け回したカブトムシなのである。もっとも、われわれが夢中になったカブトムシに比べるとはるかに巨大で、体長11メートル、重さ17トン、ディーゼルエンジンで動くというスペックではあるのだが」としている。
また、その性能について「リモコンもしくは内部のコクピットから操縦が可能で、6本の脚により低速で爬行することができる。しかも、腹部のタイヤを使うと、自動車のように速く走ることもできるのだ。さらに、LEDのヘッドライトを取り付けたり、ツノの根元からはスモークを噴射することもできるのだ」と説明した。
記事は「このような『カブトムシメカ』の登場は、物を作ることに対する姿勢とともに、日本社会におけるメカに対する豊かな想像力を示すものである。そして、カッコいい外形は多くの愛好者を引き付けるのだ。将来、人工知能を搭載したロボットとともに、このようなスマートなメカがどんどん出てくるかもしれない」と伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
さすが・・・日本のベテランエンジニアが趣味で11年かけて作ったメカに、胸が熱くなった!=中国メディア
2018-05-30 08:12
