中国メディア・東方網は27日、「日本の刺身はあなたが思っているほど簡単な食べ物ではない。くれぐれも帰国してマネしないように」とする記事を掲載した。

 記事は、「日本は島国であり、さまざまな海産物の食べ方を持っている。生で食べたり、火を通して食べたり、あるいは、半生で食べたりするのだが、いずれの方法においても彼は研究し試行錯誤してきたのである」とした。

 そのうえで、「日本人の食べ物の中でも特徴的な海鮮料理は、自分たちで食べて喜ぶばかりでなく、世界にまで普及させようとしている。おもしろいのは、生で食べるほうが、煮たり焼いたりして食べるよりも値段が高いことだ。これは、生食のほうが栄養素を壊すことなく摂取できるからなのかもしれない。例えば、魚に含まれるDHAは大脳の発達を促進するという。そして、サケが持つ抗酸化作用はワインと肩を並べるレベルというのは、女性にとっては嬉しい情報だ。しかし、生の魚の多くには寄生虫や細菌がいるリスクがあり、食べることによって逆に体に悪影響を及ぼしかねないのである」と伝えている。

 そして、「自分で海鮮市場から生魚を買ってきて、自分でさばいて刺身にし、自分の好きな薬味や調味料で食べたならば、何日もしない間に病院へ行くことになりかねない。少し考えれば、なんの処理もしないで食べることでどれほどの寄生虫を腹に入れることになるか分かるだろう。家庭で刺身を食べたいのなら、急速冷凍して寄生虫を殺すといった処置が必要だ。それができないのなら、スーパーで処理済みの刺身を買うこと。もし日本におらず、周囲にそのようなスーパーがないのなら、悪いことは言わないので、家で刺身を食べるのは諦めるべきである」と指摘した。

 生食が加熱調理をしたものより高価である理由について記事は栄養面の差のみを挙げているが、それよりも大きいのはやはり生食の方がデリケートで安全への配慮も必要だからだろう。生で食べるのが難しいからこそ、その技術的な価値が高くなる訳であり、その論理をわきまえていれば、何の心得もないまま中国で生魚を買って帰って来て自分で刺身にして食べるということが危険な話であるは容易に理解できるはずだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)