中国メディア・東方網は24日、日本では小さい頃から読書をする習慣が培われており、大人になっても本を読み続けるための社会環境も整っているとする記事を掲載した。
 
 記事は、「日本に来ると、電車でもカフェでも、駅のホームでも、老若男女問わず本や新聞紙を手に真剣に読んでいる姿を見かける。日本人が読書を愛する習慣は小さい頃から培われてきたものだ。ある日電車に乗ったら、途中で乗ってきた学校帰りの中学生たちが座席に座り、騒いだりボーっとしたりすることなく、おもむろに本を取り出して読みだした。たった2駅ほどで降りる子もいたのだが、それでも時間をムダにはしないのだ」と紹介した。

 そして、「多くの日本人は、学校を卒業したからといって学びを止めることはない。人生死ぬまで勉強だと考えているのである。さらに、どんな本を読んだとしても、その中から得られるものがあるとも考えている。多くの人たちが、通勤通学の電車内で学びを続けているのである」と説明している。

 また、日本では戦後間もない時期に出版界が読書運動を起こし、「読書の力で平和な文化の国を作ろう」をスローガンとして毎年秋に読書週間を設け、それが今も続いていると紹介。本だけではなく新聞を読む習慣もあり、1980年代の統計ではほとんどの家庭で新聞を定期購読していたと伝えた。

 記事はさらに、「書店や図書館、出版社が読書する人に便利を提供している。例えば、読者に最新の図書情報を提供すべく、書店では様々な宣伝方式や陳列方式を採用しているほか、清潔な環境づくりや心地よいBGMの放送などを通じて、市民が心を静かに落ち着けたうえで好きな本を選べるようにしているのだ」と紹介している。

 「本を読め」といきなり言われても、なかなか読書の世界に飛び込むことはできない。本を読む人を増やすには、抵抗なくその世界に入り込めるような工夫も必要なのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)