中国メディア・捜狐は、中国で販売されている日本の自動車の中で、他のブランドではほとんど見られない、中国人に寄り添った工夫をしていることを紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介したのは、自動車のコントロールパネルだ。「中国市場に流通している自動車のパネルに取り付けられているボタンは、ほとんどすべて英語で表記されている。英語ができないと空調操作さえままならない状態だ。説明書を読めばなんとかわかるが、長く使わなければ容易に忘れてしまう。国外ブランドが英語表記を用いるのは理解できるが、中国人が開発した中国ブランド車さえもが英語を使っているのはどうなのか」とした。

 そのうえで「現在、中国語表記をコントロールパネルに用いているメーカーがわずかながら存在する。それはBYDで、その心意気には国内から賞賛が寄せられている。そして、外国のブランドにも1つ中国語表記を用いているブランドがある。それは、日本の高級車ブランド・アキュラだ。アキュラの一部輸入車種では、内装のボタンに中国語が書かれており、本当に中国人ユーザーに喜ばれようと工夫していることが感じられる」と伝えている。

 記事は中国ブランドを含むほとんどのメーカーが中国語ではなく英語表記を用いている理由について「英語表記の方が高級感があるという大衆心理」、「部品を世界各地のサプライヤーから集めているために英語で統一されている」という2点を挙げて説明。「英語表記のボタンはさておき、それ以外の部分では多くのメーカーが『中国化』にしっかり取り組んでいるのである」した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)