近年の経済発展に伴い、非常に多くの中国人が日本を訪れるようになっている。日中は隣国同士ではあるものの、文化や生活習慣にさまざまな違いがあることが、多くの中国人の日本に対する好奇心を掻き立てていると言えるだろう。

 日本に対して興味を抱く中国人が増える一方で、中国で語られている日本のイメージは実際の日本と少し違いがあるのも事実だ。中国メディアの捜狐は15日、「中国人が誤解している日本」について紹介する記事を掲載し、中国で広く知られている日本についての情報と実際の日本との違いについて紹介している。

 まず記事は、「日本人にとって土下座は日常茶飯事」だと思っている中国人は多いと紹介している。テレビドラマなどで、俳優が土下座をするシーンが出てくるため、ドラマを見た中国人は「日本人は謝罪の時に土下座をするのが普通と思ってしまう」と伝えているが、これはあくまでもドラマであり、実際には日本人が土下座をする機会はほとんどないと言えるだろう。

 次に記事が紹介しているのは、「日本人は皆背が低い」という誤解だ。中国では日本人に対する蔑称として「小日本」という言葉があるが、これは日本人の身長が小さいという意味合いも込められていたと言えるだろう。事実、過去の日本人の身長は中国人に比べて低かったようだが、第2次世界大戦以降に日本人の食生活が変化したことなどを受け、近年の日本人の平均身長は中国人と大差ないほどとなっている。

 中国では他にも日本について様々な誤解が存在する。たとえば日本人は野蛮で粗暴だと誤解している人がいるが、これは連日のように放送されている抗日ドラマが原因と言えるだろう。また、日系車は安全性に劣るといった誤解もあり、なかなか正しい情報を伝えるのが難しいのが現状だ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)