中国が世界をリードする分野の1つにスーパーコンピューター(スパコン)が挙げられる。スパコン世界最速ランキング「TOP500」で中国のスパコンは世界一を独占し続けており、日本も米国も同ランキングでは中国に敵わないのが現状だ。

 しかし、中国メディアの快資訊は16日、日本は2011年にスパコン「京」で「TOP500」で1位を獲得したが、その後は中国のスパコンに水をあけられていると紹介する一方、「京」の約100倍の性能を持つスパコンが日本で開発中であることを紹介した。

 記事は、読売新聞の報道を引用し、富士通がこのほど、日本で「京」の後継機となるスパコン試作機を報道陣に公開したことを紹介。京は2004年に「TOP500」で1位を獲得した「地球シミュレーター」に続いて、日本が1位の座を奪還することに成功したスパコンであり、日本は今再び中国から世界1位の座を奪おうと奮闘していると主張した。

 続けて、世界ではすでに「エクサ級」と呼ばれるスパコンの開発が進められており、日本も中国もスパコン開発に巨額の費用を投じていることを紹介。一方、中国の次世代スパコン「天河3号」も開発が進められているはずだが、その後の詳細な進捗は不明となっていることを紹介し、「エクサ級」スパコンの開発における進捗という点では、中国は日本に追い抜かれるかも知れないと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)