中国経済が発展を遂げたことで中国人も国外旅行を楽しむようになっている。日本は中国人に人気のある渡航先の1つだ。日本を訪れる中国人のなかには、自然にあふれる日本の生活環境の良さに感銘を受ける人もいるようで、中国メディアの快資訊は11日、「日本旅行で最も印象深かったこと」という記事を掲載し、中国人が日本から学べる点を紹介している。

 記事はまず、環境汚染がない日本の生活環境について論じている。「日本の空は青く、河川も非常にきれいである」と紹介し、その理由として、日本では緑化率が非常に高いため、空気が非常にきれいであることや、日本人の環境保護に対する意識が非常に高いため、河川にゴミを捨てたり未処理の工場排水を河川に流さないためであると紹介している。日本で暮らしているとなかなか気づかないが、中国の都市部では澄んだ青空は珍しいものだ。中国人が日本を訪れ、環境の良さに感銘を受けても何ら不思議ではない。

 続けて、日本では中国と違って「野菜」を安心して口にできることを挙げた。日本では非常に厳しい食品検査規準があり、残留農薬の心配をする必要はないことを紹介している。中国でも農薬に関する規制はあるが、利益重視の農家が多いためか、様々な農薬を大量に使用して作物を生産している。それゆえ消費者は野菜を口にする前に専用の洗剤で洗うのが普通であり、しかも、自分で食べる野菜を販売用と別に育てている農家もあるという。

 最後に記事は、日本のゴミの分別について紹介。中国でもゴミは「一般ゴミ」と「リサイクル可能ゴミ」に分別して捨てるのがルールだ。だが多くの人は分別せずに捨てているのが現状であり、「このまま生活環境を壊し続けていけば、自分で自分の首を絞めるようなものだ」と警告し、日本のように環境保護に対する意識を高めていく必要があると読者に勧めている。

 経済発展と共に経済的に豊かになり、生活も非常に便利になっている中国。これからは環境を犠牲にしない経済発展モデルが求められると言えるだろう。そのためには個々の意識を変える必要もあるが、どのように13億人以上の意識を変えていくのだろうか。今後の取り組みに注目していきたい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)