日本人は働きすぎだと言われるが、これは勤勉であると言い換えることもできる。事実、多くの中国人は「日本人は真面目で勤勉」であると認識しているようだが、日本を訪れる中国人旅行客が増えるにつれ、「日本人は真面目で勤勉」というイメージは「間違っていなかった」と改めて再認識する中国人も増えているようだ。

 中国メディアの上海法治報は8日、日本を旅行で訪れたという中国人記者の見解として「日本人の勤労精神を目の当たりにして衝撃を受けた」と伝える記事を掲載した。

 記事によれば、この中国人がまず衝撃を受けたのは日本に降り立った際の空港での出来事がきっかけだったという。空港の男性トイレを利用した際、ちょうど清掃中だったそうだが、清掃員が「膝をついて」、小便器を清掃している光景を目にしたという。トイレの床に膝をついてまで、便器をしっかりと清掃している光景に感動してしまったと伝える一方、ガイドから「日本では特に珍しいことではない」という話を聞き、さらに衝撃を受けたそうだが、「確かに日本で利用した公衆トイレはいずれも汚れやニオイはなかった」と伝えている。

 また、観光地の駐車場では若い男性が自動車の誘導のためにあちこち走り回り、笑顔をたたえながら一生懸命働いている様子を目にしたと紹介。さらに、宿泊先の温泉宿からチェックアウトし、一行がバスで宿を後にしようとした際、宿の従業員は笑顔でいつまでも見送ってくれたと伝えた。

 さらに旅行バスの運転手は旅行客の荷物の出し入れを一生懸命やってくれたと伝えたうえで、「これらの出来事は小さいことのように思えるかもしれないが、実際にやろうとすると容易ではない」と強調。膝をついてトイレを清掃できる中国人や客の1人1人に笑顔で対応し続けられる中国人がどれだけいるだろうかと疑問を投げかけつつ、「日本人の勤勉さや働きぶりのなかから、日本人の道徳や能力、信用などが見えたような気がした」と伝え、小さなことをおろそかにしないからこそ、大きなことも成し遂げられると強調、中国人は日本人の勤勉さに学ぶ必要があると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)