日本人は几帳面な性格の人が多いと言われるが、日本のいたる所で見られる「細かくて親切な設計」は、それだけでなく相手のことを思いやる気持ちもあってこそできることだと言えるだろう。中国メディアの今日頭条は7日、「日本は親切設計が多くて考えさせられる」と称賛する記事を掲載した。

 記事はまず、日本は「設計大国」だと紹介。生活のすみずみにまで完璧な設計が見られるというが、これは「利用者を中心に」考えているからできるのだと分析している。

 例えば、トイレだけを見ても、温水洗浄便座が多機能であり、手元の装置で操作できることを称賛。子どもを連れていても安心してトイレに入れるベビーチェアや、女性にはうれしい擬音装置もあると紹介し、利用者の立場に立って設計していることに感心している。

 また日本では、障がいをもつ利用者のためにも細かな設計が見られる。トイレの洗浄ボタンや擬音装置、さらにはアルコール飲料の缶にも点字があるため、目の不自由な利用者が安心して利用できるとも紹介した。ほかにも、いたるところで音声案内や点字ブロック、バリアフリー設備などが見られ、耳の不自由な利用者や車いす利用者のためにも多くの工夫が見られる。

 記事は他にも、「一目でわかる案内図」、駅にある「ロッカー」、貼る場所に応じて形状の異なる「絆創膏」などを紹介。いずれも利用者のことを考えていてすっかり感心してしまうと称賛した。

 これに対しては中国のネットユーザーも同感のようで、「日本にはくもらない鏡というのがある」、「日本の電車は冬になると座席が温かい」など称賛するコメントが並んだ。同時に日本を見習うべきと呼びかける前向きなコメントも見られた。中国には、利用者のことを全く無視した突っ込みどころ満載の設計が非常に多いが、自己中心的にならず使用者のことを考えるようになれば大きく変わるに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)