中国人は外出の際に財布を持ち歩かなくなっている。これは大型ショッピングセンターから路上販売のお店に至るまで、ありとあらゆる場所で非現金決済が可能となったからで、スマートフォン1台持って出かければ、スマホだけで支払いをすることができる。

 中国メディアの快資訊は4日、「スマホを使用した非現金決済が整備されていない日本は非常に遅れている」という記事を掲載し、日本を訪れる中国人が感じることを紹介している。記事はまず、中国では固定電話の普及率こそ低いが、携帯電話は非常に普及していて、14年の時点で国民の94.5%が携帯電話を所有していたと紹介。

 続けて、フィーチャーフォンからスマホへの切り替えも非常に早く、ショッピングから配車まで生活のありとあらゆるサービスを提供してくれる利便性を多くの消費者が歓迎していて、中国で2017年に販売されたスマートフォンはスマホは4億7000台で、価格を抑えた中国メーカーがシェアを獲得したことも、中国での非現金決済の普及を加速させる理由となっていると主張した。

 最後に記事は、現金決済が主流の日本を訪れる中国人観光客たちは「スマホを使用した非現金決済ができない場所が多い日本は非常に遅れている」と意見を述べると紹介している。近年、日本でも中国人観光客が多く訪れる商業施設などではアリペイやウィーチャットペイといったスマホ決済アプリが使用できるようになっているが、中国の普及率に比べたらその足元にも及ばないのが現状だ。

 一方、観光で中国を訪れた日本人がアリペイやウィーチャットペイを使用するには、アプリをダウンロードし銀行口座と紐付けする必要があるなど、少しハードルが高いかもしれないが、もし使用する機会があれば非常に便利なサービスであることを体験できるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)