中国メディア・東方網は3日、「技術の話だけするとして、日本のエンジン、特にバイクはどうして優れているのか」とする記事を掲載した。

 記事は、「第2次世界大戦後に経済が非常に萎縮した日本が、最終的には自動車やバイクのエンジン技術で米国よりもはるかに先を進むようになった。工業技術で言えば米国の方が間違いなく日本より高かったであろうに、どうして日本は米国よりも優れたエンジンを作れたのだろうか」としたうえで、その理由4つ挙げて説明している。

 1つめは、製造業に取り組む時間の長さがあるとし「最初は日本人も他人の模倣をしていたが、製造業に携わる時間が長くなるにつれて、機先を制するための術を身に着けるようになっていったのだ」とした。

 2つめは、工業の基盤が優れている点を挙げた。「材料、工具を含めて、欲しいものは全て自分たちの力で解決することができる技術と能力を持っている」とした。3つめに挙げたのは、精神的な支えの強さである。記事は、「いかなる事柄も人間が一番大事な要素であり、精の上に精を求める姿勢が製品の品質や研究開発能力を決めるのだ」と論じている。

 そして、4つめは、「大量の時間を研究開発に費やしてきた」点としている。「戦後の再建には国民1人1人が非常に積極的に向き合い、苦しい状況を早く脱したいという気持ちから、人びとが余暇の時間を多く使って研究開発を進めた」と説明した。

 記事は最後に「中国国内のバイクメーカーが製造するエンジンは、他人からのお下がりの技術。シリンダーの改造や模倣ばかりでは技術的に大きな進展は難しい。新しい技術を獲得する責任は重く、その道のりはとても長いのだ」としている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)