韓国と中国の貿易はかつて互いに補完し合う関係にあったが、近年は中国の各産業が成長したことで中韓の貿易関係に変化が生じ、中国製品は韓国製品にとっての競合へと変わりつつある。

 こうした変化のほか、韓国製品は多くの分野で日本製品とも競合関係にあるため、韓国製品は日中とそれぞれ競争しなければならないという環境に置かれている。中国メディアの今日頭条はこのほど、韓国メディアの報道を引用したうえで「韓国製品の輸出が日中双方からの圧力によって打撃を受けている」と報じたことを伝えた。

 記事は、韓国メディアが「中国は技術力の向上を背景に、製品の品質を大幅に高めてきている」と伝えつつ、日本製品については「円安を背景とした価格競争力」があるのに対し、韓国製品の輸出における競争力は相対的に弱いと指摘したことを紹介。近年、韓国の自動車やスマートフォン、家電、ディスプレイパネルなど半導体を除いた主力製品の輸出が振るわないことを伝えた。

 続けて、円安とウォン高を背景に韓国の自動車産業は価格競争力を失いつつあり、現代起亜自動車の2018年第1四半期における米国市場での販売台数は前年同期比7%減となったことを紹介。また、中国製品の追い上げによって、韓国の家電やスマートフォンなどの輸出も減少していると伝え、中国企業が市場に投入する製品は「コストパフォーマンスが高いため、多くの消費者から支持を獲得している」と強調した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)