最近、中国では日本の化粧品の人気が非常に高く、旅行のついでに日本で化粧品を代理購入する人もいるほか、中国国内では偽物も多く出回っており、時折偽物が摘発されるニュースが流れる。

 なぜ中国人の間では日本の化粧品がこれほどまでに人気なのだろうか。中国メディアの快資訊は4日、その理由を分析する記事を掲載した。どうやら「安いからだけではない」ようだ。

 記事はまず、中国人が経済的に豊かになり、距離も近い日本が人気の旅行先になったのは理解できるが、だからといって日本へ化粧品を買いに行くのは不思議だと指摘。記事によると、まず考えられるのは「安さ」だが、それだけではないという。中国のネット上で転売された日本の化粧品は、日本で購入するよりも倍かそれ以上の価格で売られているが、それでも欧米の化粧品と比べると安いと感じるようだ。

 では、ほかにどんな理由があるのだろうか。記事は、「安心感」を挙げ、日本の化粧品の多くは無添加、アルコールフリー、無香料、無着色などを売りにしていて安心だという。そのうえ、一般の消費者を意識したラベルが分かりやすく、使用方法も誰が見ても分かるように記載していると称賛した。それに対し、中国の化粧品メーカーは技術面で遅れているだけならまだしも、態度にも問題があり、「まじめさと責任感に欠けていて」安心できないとした。

 それにしても、炊飯器や温水洗浄便座の前例もあるように、中国では外国の製品が大人気になると「阻止」しようとするが、なぜ日本の化粧品にはその動きがないのだろうか。記事は、中国にとって化粧品の技術は新しい分野であるため、政府は強く勧めるわけではないものの反対もしないようだと分析した。

 中国では以前は化粧をする女性は多くなかったものの、最近では若い女性を中心に化粧をする人が増えている。日本の化粧品のコストパフォーマンスを考えると、当面、日本の化粧品は中国で人気を呼びそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)